

大正末期、才能に恵まれながらも自暴自棄な生活を送る歌人・苑田岳葉。病床の妻をよそに、師匠の妻や令嬢らと許されぬ恋に溺れていく。すべては歌を詠むため。女たちを犠牲にしながら、情念と虚構が入り混じる心中事件の真相と、歌人の凄絶な半生を描く。
連城三紀彦の傑作ミステリーを神代辰巳監督が映画化。主演の萩原健一が放つ圧倒的な存在感と、原田美枝子や樋口可南子ら豪華女優陣が魅せる艶やかで官能的な美しさが、大正ロマンの退廃的な雰囲気の中で鮮烈に描き出される。音楽と映像の芸術性も高い。
萩原健一&神代辰巳『もどり川』初DVD化予告篇(英語)