
豊かな自然と独自の文化を持つ沖縄。一方で基地問題や貧困など、戦後80年を経ても多くの課題を抱えている。本作は10代から80代の市井の人々の声を通し、彼らが何を見つめ、何と向き合っているのかを記録。多角的な視点から、沖縄の知られざる実像を重層的に描き出すドキュメンタリー。
最大の見どころは、10代から80代という幅広い世代の「生の声」の集積です。観光地の裏側にある基地問題や格差という現実を、住民自らの言葉で語ります。猪股東吾監督が、統計や報道だけでは見えてこない沖縄の現在進行形の実像を、丁寧な対話を通じて浮き彫りにしていく過程に注目です。