
日本占領下のインドネシアで独立戦争に身を投じた「残留日本兵」とその家族の軌跡を追うドキュメンタリー。祖父が家族を置いて日本に帰国した過去に葛藤する父と、自身のルーツを辿る孫。歴史の狭間に埋もれた家族の記憶と向き合う旅を通じ、国家の理不尽と個人の絆を浮き彫りにする。
小西晴子監督が描く、日本とインドネシアの複雑な歴史。残留日本兵の孫が、アチェに暮らす父と共に祖父の足跡を辿る姿が印象的。個人の家族史を通じ、戦争がもたらした別離、現代に生きる日系人たちのアイデンティティを問いかける。資料館設立に携わる若者たちの等身大の活動にも注目。